プロバビリティ・ムーン(PROBABILITY MOON)
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前回の読書から、間が空きすぎ。
三部作の第一部。
宇宙にスペーストンネルと呼ばれる、星系を繋ぐ未知の建造物があり、人類はそれを利用して太陽系外に進出している未来。そのスペーストンネルを数個くぐり、辿り着く辺境の惑星に人類が降り立つところから始まる。
その辺境の惑星は世界(ワールド)と呼ばれ、そこの住人は人間に非常に近くはあるが、ある決定的な違いを持っていた。
それが、『共有現実』というメカニズム。
世界人は、相手と現実を共有しないと、頭痛が起こってしまう。簡単に言うと、相手に嘘をつくことが出来ないのだ。法的にとか道徳的にではなく、生化学的に隠し事や謀が不可能となっている。
そんな牧歌的な社会なので、文明も地球の中世程度にしか発展していない。
そして、生まれつき、なんらかの理由で現実を共有できない者は、『非現実者』として忌み嫌われている……。
表向き、地球人は世界人と取引をしたり、科学的な調査を行うことを目的としているのだが、実は地球人がこの惑星を訪れたのには別の理由があった。その理由が、『共有現実』のメカニズムに大きく関係しているのだが、それはまた第二部以降で明らかに。
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