ヴァーチャル・ガール(VIRTUAL GIRL)

2008/05/23 13:14 · Posted in 雑記 · Comment 
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ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫SF) (文庫)

二回目。ちなみに、日テレでやってたドラマとは無関係。

大枠としては、コンピュータ工学の天才アーノルドによって創られたロボットである、マギーが成長していく様を描いている作品。

コンピュータ内の一プログラムでしかなかったマギーが、アーノルドによって、体を与えられ、物理的に独立する。最初のうちは、アーノルドと共に行動し、人間について学んでいくが、あるアクシデントから彼と別れることとなり、その後は単独で人間社会を渡っていくことになる……。

最後、ハッピーエンドっぽく終わるんだけど、どうしてもその先を想像してしまう。何かというと、マギーを含む人工知能たちは、どれも皆、好奇心旺盛で、とにかく知りたがる。人間の社会構造、自分のデータベースにある地名へ実際に行ってみたいとか、セックスのこととか。となると、究極的には、“死”を知りたがるのではないかと。“死”というのは、経験できるのは一度だけで、尚かつ、経験したら全てが終わる。

途中、マギーが“死”を怖がるシーンがあるのだけど、物語の結末から何十年後かには、きっとそういう事になるんじゃないかな。

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